大好きだった、君へ
思えば、好きになった頃のあなたは泣き虫で弟っ子だったね。
誕生日のサプライズが嬉しくて泣き、ドッキリを仕掛けられてネタばらしで安心して泣き。
なにきんちゃんの中でも最年長なのに、誰よりも甘えん坊でくっつきたがり。ゼロ距離なんてしょっちゅう。
そんな彼は、私が好きになって4年経ったら、たくさんの後輩に慕われる、関西Jr.の頼れる兄貴分になってました。
「怒ること」について悩んでいた話を読んで、本当にびっくりしたんだよ。
それでも、まだ甘えたがりは残ってるかな?
そんなところも愛おしいです。
WESTがデビューした頃に「もう泣かない」って宣言してたけど、本当に泣かなくなったね。
私があれから、康二くんの涙を見たのは演技だけのような気がする。
柊真の最後でさえ歯を食いしばって、頑張って泣かなかった。固い絆で結ばれていた仲間とも、離れ離れになった。大切な仲間を見送ったこともあった。
それでも強くいることが、康二くんには求められて、それを彼は実現していった。
強くなると同時に、きっとどこか強がってる部分もきっとあるだろうなと不安で心配だったのが、本音です。
パフォーマンス、本当に本当に成長した。
今、たまに2011〜13あたりのパフォーマンスを見ると、いろんな仕草が変わってないの。首の動かし方とか、歌ってる時にメンバーに笑いかける時の表情とか。
そんな「らしさ」の部分は残しつつも、ダンスは指先までどんどん綺麗になるし。キレも増して、踊っている時の目線まで気をつけるようになって。
自分のチャームポイントを活かす、って簡単なようで難しいことなのに、康二くんはそれが出来る人でした。
一時期のまいジャニで、歌はかなり不安になったけど、今ではどれだけ激しくてもかなり安定するようになったね。
フェイクや高音のパートも任せてもらえるようになった。
個人的には、元担がやっていたBlow outのラップをやってくれたことが嬉しかった。
日生2015の青春アミーゴは、私が今まで好きだった人の中でも、ベストパフォーマンスです。
今までの康二くんのパフォーマンスで、好きな曲なんて、挙げ始めたらキリがない。
それくらいどの曲も完成度を上げて、私たちに魅せてくれる、自慢の好きな人。
考えたら、松竹映画は皆勤賞なんだね。寮フェス・太秦・忍ジャニ・ドリステ、そして今夏の新作。
現場のスタッフさんにも絶大な信頼を置かれていたと聞いて、ファンは鼻高々でした。
2015年辺りから、演技がめきめき変わりだして。
私は、向井康二の演技の魅力は「負の感情」だと思う。康二くんの演技を見て流した涙と、感じたドキドキはきっと忘れないです。
まいジャニが始まった頃は、台本通りに進めるのも やっとだったMC。
最近その座は大ちゃんに譲ったけど、たまにMC席に立っているのを見ると、懐かしいし安心する。
目立ちたくて、笑いを取りたい一心の時期もあったね。
けど「どうしたら仲間を上手く活かせるか」を考えてもがいていた時期を思い出すと、もう思い出にして笑えるくらいには変わったね。
エイトのMCじゃないけど、MCコーナーで康二くんと柊真が回していると、安心して見てられたなぁってたまーに思い出してた。
だけど笑いを取りたい姿勢は、やっぱりまだ残っていて、一発ギャグをめげずにやる姿勢は尊敬もの。
ゴイゴイスー、あそこまで浸透したのはすごいよ、人のギャグなのに。
ただ、そこまで一発ギャグに頼り続けてたのに、日生2015では封印して、お笑いコーナー担ってたのは、すごくかっこよかった。
お笑いでかっこよさ感じちゃうのが、康二くんの人、って感じだよね。
関西Jr.にとっては、念願のちゃんとした全国ツアー、そして私が初めて康二くんの団扇を持った、全ツ2013
降りる!マリウスと掛け持ちする!って決めた、日生ANOTHER
私にとっての初松竹で、初めてなにきんちゃんがメインになった、今振り返ればどん底だった春松竹2014
ずっと隣にいた柊真を見送った、春松竹2015
きっとこのタイミングで、康二くんの演技が何か変わったような気がした、少年たち2015
思い返すと、いろんな彼の転機も喜びも悲しみも悔しさも、リアルタイムで一緒に乗り越えて。
たくさん泣いて悔やんで怒ったりもしたけど、それを超えるくらい笑顔にしてくれて、楽しませてくれて、幸せをくれて。
いろんな想いがありすぎて、なかなかまとまらないけれど、
康二くんを好きになれて良かったなって、本当に心から思います。
感謝の気持ちでいっぱいです。
さよなら、じゃないつもりではいる。
康二くんがデビューすること、私は夢だなんて思わないよ。実現可能だよ。何なら現実になると思うんだよ。
だけどごめんね。私はあなたの夢を、叶うまで1番に応援はしてあげられなさそうです。
私の大好きだった人、向井康二くんへ。
4年10ヶ月、幸せにしてくれてありがとう。